正しい写真の撮り方

まず、大前提として、ワタシは気が小さいんです。
ガードレールの上に立ちあがって写真を撮ったりはしますが、
基本、気は小さいんです。
そんなワタシの一番好きな被写体は植物。
街を歩いていると、ムラムラっとくるものにであいます。
ダムなど、自然あふれるところまで遠出しなくても、
そこかしこに野趣あふれる素敵なモノがころがっています。
特に狙い目なのが、マンションの敷地内ｗ
高級マンションが建つようなところではないので、
植え込みなどの手入れは、あまり熱心ではないようです。
せいぜい夏場の下草刈りで終わっているようなかんじです。

その１：マンション駐車場のフェンスにからみつくカラスウリ。
ワタシが気がついいたのは駅へ向かう途中のある夏の日のこと。
いくら田舎とはいえ、人家が密集するところで見られるとは思ってもいませんでした。
ものすごく撮影したい気分に駆られたのですが、
電車の時間まで余裕はなかったし、
やはり、よその敷地内だし…
赤くなるまで待とう、そう、赤くなるまで…と
適当に言い訳を考えて、その場を去りました。
その後、周りの猛々しい雑草が刈られ、駐車場はスッキリしました。
しかし、業者の人も、これは残しておこうと思ったみたいで、
カラスウリだけがフェンスにしがみついていました。
そしていよいよ秋になって色づいてきたのですが、
日当たりが悪いのか、何なのか、キレイに色づかない＞＜
もっと待てば、もっと赤くなるかな？
なんて思っているうちにシボシボになってしまいました。
綺麗な緑色の時に撮っておけば良かった…
と思いつつも、どうなんだろ？
限りなく雑草に近い扱いだけど、マンション敷地内の撮影とかしちゃっていいのかな…
（ちなみにここは駅へのショートカットとして、マンション住民以外も通行中ｗ）

その２：これまた別のマンション前には山茶花が植えられています。
これが、伸び放題で、マンション玄関前にこの大きさはちょっと鬱陶しいんじゃないかと思っていました。
ところが寒くなって紅色の花が今年はびっしり咲くと、かなり見事。
遠目から見ると、クリスマスツリーにも見える華やかさ。
あ、樹形自体は円錐形というよりは、スライム形になっていますｗ
まったく花の疎い人のために付け足しておきますと、
山茶花は常緑樹なので冬でも緑色でございます。
もうね、これ、撮影したい。
撮影したいのよ！
でも、マンションの玄関前でしょ…
さすがに撮れない…

こんな欲求不満な状態が続いていますｗ
一眼レフとかだったら、もう少し勇気がでるかなあと思ってみたり。
でも、まだまだ田舎なところだから、どんなカメラだろうと撮影してる人を見かけたら
「お嬢ちゃん奥さん、なにやってんの？」
と、話しかけられるに違いない…
きっとワタシは答えもしないで走り去っちゃうよ！（ぉぃ

いっぽう、ゴミ置き場のフィギュアを撮ってきたり、
出張先の変なお店（未公開）を撮影してくるダンナは
以前、結婚前にふたりで住んでいたアパートを撮影してきたことがありました。
そのとき、不審に思った近所の方に「なにやってんの？」と声をかけられたそうです。
で、ふつうに受け答えして帰ってくるという…
できない！ワタシにはできない！

ちょっと脱線しますが、先日ナスカの地上絵が見たくなって
グーグルアースを見ていました。
で、以前は、我が家はストリートビュー対象外でした。
今はどうなんだろと、ちょろっとうちの周りを見てみたら、
いつのまにかストリートビュー化されているではないですか。
予想はしていましたが、やっぱりショックでした。
いまはなきストリームまでしっかりと写っているのを見ると、
懐かしさよりは腹立ちのほうが大きいです。

そんなこともあって、やっぱりマンション内の撮影は遠慮しておこう、と思ったのでした…

コメント 2

堂々としてる方がたぶん怪しくないと思うのだ。

まぁ俺は何故か、「写真家です。」と言えば通りそうな感じではあるのだが。
（写真家でなくても、要は非一般職っぽいらしい。ｗ）

ただ、俺も家とかは勿論、人も撮らないが。

むしろ都会の方が、色々無関心で撮り易そうではあるねぇ。

by vincho (2011-01-08 12:22) 

＞vincho様
ああ…たしかにｗ
あのウナギを食べに行ったときの写真しか見たことないけど、
写真家に見えなくもない。
髪の毛が全くないか、または長いかってひとは
カタギにはみえませんねｗ
ワタシはどうみてもオバサンなので…
「写真家です」なんて言えません。
もちろん「戦場カメラマンです」とも言えません。

by うっきー (2011-01-08 23:53)